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横浜から急行でひと駅のところ
「家族について&歌ライブ」のイベントに行ってきた
出発の朝に怖くなって 行くのやめようかな と思っていたら
『行っておいで』とアニキの声がきこえた
心はぶるぶるしているのに足はずんずん進む


その主催者のおにいさんはアニキに似ていた
からだの形や肌の色や髪や声や歌いかたまで
きっと感受性や感じかたまで似ていると思う
おにいさんの歌う詞やメロディーは
わたしがアニキに言いたかったこととぴったりだった
アニキがわたしに言いたかったことともぴったりかもしれない


虫の知らせもなかった
おみおくりしたけどなにも感じずに涙もでなかったのに
歌を聴いてほろほろと泣いてしまった



対人過敏症状のあるわたしにとって
アニキは安全基地だった
わかってくれた
わたしのななちゃんをばかにしなかった
大切にしてくれた


あのおにいさんには音楽があるけれど
アニキはあの情動を表現するすべをもたなかったのかもしれない
生きてゆくのは大変だったね



なにも恩返しができなかったから
せめてしあわせを祈ろう


今アニキのいるところが酒池肉林でありますように
ピンク色の美しい世界で心地よさにつつまれていますように
今度生まれてくるときも最高の人生でありますように
なにかみたいものがあったらどうぞわたしを通して視てください