徒然日記⑦

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1日
うちの壁に絵を描きたい



2日
ゴジラって ひとが地中深くで繰り返す核実験による爆発の影響で クジラが突然変異したものなんだってしった
ゴジラは地球の怒りとかなしみの化身



4日
うっすら気づいていたのだけど
わたしは料理がヘタみたい
好きだけれど下手みたい



5日
大根おろしでねこをつくって
サンマを見てる みたいにしたかったんだけどダメだった
大根をおろすこともヘタみたい



7日
この世にあるものはすべて理由があり
わたしがそのことの是非を判断してはならない
あらゆるものの立場や考え方はそれ相応の重みや理由があるのだから
それを尊重する



10日
うっすら気づいていたのだけど
わたしはけっこうなぶきっちょみたい
カードも上手にきれないし
たいていのものはなおせない




12日
ゆめはもうすぐ18歳
まだふっくらとしているけれど
のこりの月日のことを考えてしまう
わたしの人生からゆめの色が消えたなら
どんな景色になるかしら



13日
「失う」とゆうのは自動詞だから
だれもなにもわたしに失わせることはできない
わたしが失わなければ
わたしはなにも失えない
だからたとえ離れていったって大丈夫
失うことをこわがって
ほどほどの距離にしなくていい



16日
口紅をつけるだけで
気分がちがう
おしゃれしよう
おしゃまさんみたいに



18日
このリスは そのうち土にかえるでしょ
やがてその土から木がのびて
その木の上で新しいリスたちがはねまわるわ
それがそんなに悲しいことだって思う?
       トゥーティッキ(おしゃまさん)




19日
メダカたち元気に泳ぎはじめた
命はいいなぁと思った
どんな時でもメダカたちをすっと泳がせる
見事な力 がこの小さい体の中に入っている
死んだメダカはもう美しくない
命のきらめきもしゅっと泳ぐ鮮やかさももうない
生きているということ





20日
命の循環



21日
むりしないでね
いそがしかったりつかれていたりあいたくなかったらゆって




22日
わたしの安全基地になってくれているのは
ともだちかもしれない
数少ないわたしのともだち




23日
一緒にごはんをたべると
何個たべたかちゃんと数えていて
「あとはみくのだよ…」とたべたそうにしているともだちがかわいい



25日
時々 過度な幸福感におそわれる
これまで経験してきたすべてが
すべてにつながる伏線であったこと
たくさんの祝福が隠れていたこと
想像をこえたおおきな物語を生きていること




28日
自分を使って相手を幸せにすることが愛情ならば
相手を使って自分を幸せにすることは執着になる




30日
ひふみ よいむなや こともちろらね
しきる ゆゐつわぬ そをたはめか 
うおえ にさりへて のますあせゑほれけ