徒然日記④
1日
わたしは前髪を切らなくちゃ
猫たちは爪を切らなくちゃ
3日
人生をあきらめてしまう一番の原因は
自分は何も創造することができないとゆう恐怖なんだって
4日
カレーをおいしくしたくって
隠し味にコーヒーやケチャップや蜂蜜やローリエなんかをいれてみたら
もうカレーじゃない
隠し味が隠れてない
適当にいれたのが敗因
5日
夜中に間接照明をつけて階段を降りると
階段の壁いちめんに影絵ができる
ついてくる猫のシルエットがかわいい
6日
体の声にけして嘘をつかないで色々なものを手放す
もし そうするわけにはいかない と続けていったら
命のチカラを失う
ゆっくりとした自殺
7日
前髪を切るのが面倒だから
みじかめに切ってしまおうとおもいきったら
もうとりかえしがつかない
8日
心によぎる違和感 はいつも当たる
10日
テレビがおもしろかった
(最近とくにおもしろかったのは
博多華丸さんの「たくさん飲んでもスコッチ」)
12日
最近 改名を使われていて
本名に戻す とゆう方がちらほらいらっしゃる
本来の自分に戻る時期
13日
人間は神の資質をもった創造物
神の似姿
でも どうゆう意味で似ているの?
どこに神の特徴があると思う?
それについて考えたことはある?
15日
フリーズドライのいちごをホワイトチョコでコーティングしたやつ
この世でいちばんおいしいと思う食べもの
名前が長いのが難点
かりかりいちごの白チョコがけ と呼ぼう
16日
いなかねずみのたべるもの
チーズとか木の実とかパンくずとか草のたねとか
そんな食事にあこがれる
17日
ぬいぐるみ売り場のカゴの一番下で
ぺちゃんこになっていたうさぎ
この子はだれにももらわれないかも とすくってみたら
ななちゃんにそっくり! (「七ちゃん」参)
その日からずーっと一緒
ななその2 と呼んでいる
わたしのセーフティブランケット
「石井さん?どんなひとだっけ?」
「ほら いつもちっちゃなうさぎもってる」
「あぁ! あの青白いひとね」
「そうそう」
と覚えてもらえるとうれしい
この歳で とても恥ずかしいけれど
そんなこと気にしなくなるくらい
無頓着に生きれたらいい
18日
らくがき
大好きだけど贅沢品で
あまりパフェを食べたことがないから
作ろうと思って よくばってコーヒーゼリーも入れたら
くだものと相性がよくない と気づいた
ただのコーヒーゼリーの生クリームのせになった
おいしかった
明日はくだものとカステラと生クリームのパフェを
アラザンものせて と意気込んでいたら
さっき生クリームをすべてなめてしまった と気づく
明日はクリームのないパサパサなパフェを
わたしにパフェを食べさせない なにか大きな力が働いている
よくばりはだめね
21日
幸せは用意された心に宿る
22日
おいっことメル友になった
ちょうたのしい
この場の内容はふたりだけのひみつにしよう
そうゆう居場所になれたらいい
23日
レンジが壊れて
扉が開かなくなった
中にチンした猫のごはんが閉じこめられている
「修理の引き取りは来週になります 」だって
開けたときどんなにおいがするだろう
25日
かりかりいちごの白チョコがけ を食べるのは
5年に1度 くらい
きのう妹が六花亭のやつを買ってくれた
1年かけてたべよう
26日
ヒヤシンスのお花がもうすこしで咲きそう
むらさき色だといいな
28日
「子どもの頃 絵本にでてきた「ぶどう酒」とゆうものに
心惹かれたことを憶えています
なにしろそれは ごちそうのならぶ場面にきまってでてきましたし
言葉の響きが得も言われずふっくらとして
うっとりするほどいいものに思えたのです
その後わたしは大人になって ワインをのむようにもなりました
でもそれは 子どもの頃にうっとりと思い描いた「ぶどう酒」とは
どうしても一致しません
永遠にしないだろうと思います
わたしはその不一致がうれしい
永遠にのめない「ぶどう酒」のある人生は
ない人生よりずっと愉しい」
- パンプルムース!-
とてもわかる気がする
29日
いつだってよいもの を使っていいんだ
あたりまえの毎日にも
わたしはとてもみすぼらしい
わたしにはもったいない と思ってしまうけれど
自分のためではなくて ひとを不快にさせないために
30日
家にいるときも
よれよれのスエットはやめて
髪をとかして
口紅もひいて
あなのあいてないワンピースを着る
ブローチもつけよう
自分の発する波動に責任をもつ
31日
とても仲が悪かったのに
妹と仲良くなれてうれしい
変な姉でごめんよ
おいっこはとてもかわいい
変な叔母でごめんよ
今月の目標 「たこやきをたべる」は不達成
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