おおきな手
わたしの手は大きい
小さい時から家族やまわりのひとに みてくれは 笑い飛ばされていたけれど
(そうすると おじいちゃんが本気で怒った こんなかわいい子おらんがな!!
孫は盲目) 手だけは 生まれた時から 美しかった と言ってくれる
いろんな人と てぇくらべ をして びっくりしてもらえるし
スーパーのサービス券の現金つかみ取りで 億万長者になるとこだった
だからだか わたしは唯一 自分の手が好きで
でも なんでだろ? と 昔から 時々思っていて
そして最近 理由がわかりました
わたしの手は 「手当て」 をするための手
ヒーリング に使うための手 なんだそうな
だから ちょっとおおきめに仕上がった
まだ よくわからないけれど わかったのだから訓練しなくちゃ
うれしい
♪
ひとのからだには そのひとの使命に特化した 特徴があるんだね
大きな耳を持つひとは 心やさしい人
お地蔵さんの耳が大きいのとおんなじで
ひとの話しや嘆きや願いを 聴いてあげるための耳 なんだって
大きな手
大きな耳
きれいな顔
見えない目
どれもみな 他の生き物の役に立つための 便利な道具