くさや




はじめてのくさや

夜中にくさやを焼いたら衝撃




本の中でも 
ひととの会話の中でも
あれはあーだよね  ありえないよね
あのひとはこーだよね  品がないよね
とゆうような自己主観的な意見が飛び交っている


わたしはそうゆう意見が浮かばずに
主観ではなく相手の感覚になってしまう
そのひとはそうゆう性質や体質や感性や生育歴をもっているから と
感覚はひとそれぞれだから と



それはまちがってた
まずは自分の意見や気持ちを尊重しなくちゃ



たとえそのひとがわたしにひどい態度をしたときも
そこで怒りや理不尽さを感じることをせずに
あのひとはかわいそうなひとなのよ とか 
この経験になんの意味があるのかしら とか 
あのひとにそんな態度をとらせたわたしに原因があるの とか

相手のことを理解したように演じて
自分の怒りが出ないようにする
傷ついていないふりをする
怖くないふりをする

その感情に直面するのが怖いから


わたしはものすごく柔和な顔をして
でもその奥の無意識には怒りと悲しみがうずまいている



ストレス刺激の瞬間に意識を自分から解離させて
外(相手や状況)に飛ばすことで
自分の体で感じている不快感に対して反応しなくなる
不快な刺激に対してその場で身体的に反応できなくなる
すると不快感はいつまでたっても消えることなく残ってしまう


本当は相手のひどい態度に怒っているはずなのに
傷ついてるはずなのに
怖がっているはずなのに
無意識で気づかないふりをしている



自分の感情を昇華しないと
心にどんどん蓄積されてゆく

そしてどんどん自分の感情から解離してゆく
自分がなにを感じているのかわからなくなる
思考過多になる



抑圧した感情
それが違和感の原因
慢性的なわけのわからない生きにくさのひとつの原因



くさいって言っていいんだ
バカじゃないのって思っていいんだ



感じたことを素直に認めよう
言葉にしちゃおう





すききらいのないわたしが
きらいと言える
すきじゃない じゃなくてきらいと言える
食べものがみつかってうれしい


伝統と誇りを持ってくさやを作っている方や
くさやを愛してやまない方
そんなひとたちもいるってしっているし
そのひとたちを傷つけてしまうかもしれない

いつもだったら  すききらいはいろいろですね 
なんつってお茶を濁すけれど
今日は自分の主観で言ってやる



 くさやなんて食いモンじゃねぇ!
  猫たちまで食わねぇぞ!  (←猫たちに始末させようとした)



朝が来ても家中がくさや
2階までくさや

ぺ家がもうこのままくさやのかおりになってしまったらどうしよう
きっとわたしは鼻が慣れてしまって
うちに来てくれるひとたちが 
  うっ!と鼻をつまむの



くさやのばか