寿命

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今月もまた
横浜のお話し会に参加させていただいた
ひとこともしゃべれなかった
こんなに優しいひとたち
同じ言葉に惹かれてあつまった
こんなに優しいひとたちの輪の中にも入れない
どうしてだろう

やっぱり とおもってしまう
やっぱりわたしはどこにいっても透明人間だ
そこにいるのがいたたまれなくなる
せっかくの場の空気を台無しにしてしまう
みんなわたしを なるべく見たくない と思っているんじゃないかしら とおもってしまう

またかやっぱりか と思う
そのことを哀しく思わなくなったのはいつからだろう

なんて勇気なしなのかしら
ちょっと希望をもっていた
あの場ならひととコミュニケーションできるかもしれない
でもどうしてもこわくてかちこちになってしまう
希望が消えてしまったように感じてしまった

でもそれは依存心に自己憐憫
自分から勇気を出さなくてはいけないのに
へたくそでいいから
想いを行動と態度で示さないと
他人にも神様にも届かない



自殺を「そんなにつらいんならいいんじゃないかな」と肯定してくれるひとがいた

なにがあったっていつでも帰れるから大丈夫
耐えられなかったら帰ればいいよと
いつでも天国がわたしの逃げ場としてそばにあったからうれしい


その昔 歩道橋からジャンプしようと思った時

「まだ寿命じゃないのよ
いろんな役目がまってるから
必ず死ねるから心配しないで
もう少ししたら光が見えて来るから」

とゆう言葉がどこからともなく聴こえてきた
じゃぶじゃぶ泣きながらお家に帰った

最近それと同じ言葉を本の中にみつけた



ここまで来た
体調もよくなってきて
やりたいこともはっきりとわかって
ようやく光が見えてきたのに
それでもときどきしにたいと思ってしまうことが哀しい
ちょっとひとの輪にはいれないだけじゃないの
ひとりでも大丈夫じゃない


ひとりで生きられると思っている強さは
だれかといられない弱さだ




さいしょはひとりから
ひとりからはじまる
勇気を出した 行動と態度で
飛びこんで 波紋を拡げてゆく
みんなに届くように
気付いてもらえるように

せっかくここまで来たんだから
役にたてるかもしれないやりたいことをやりたい
そのために歩道橋で生かされたんだと思いたい
こわくてかちこちになって震えちゃってもいいから

それでももう無理だ!となったなら
潔くこの世を去ればいい