ゆめ

４月１７日  AM３時
ゆめがお空に還りました

大きな発作をおこして
そのまま昏睡になって
眠るようにして

今日死んじゃうなんて思いもしなかった
朝まで今まで通りで
おやつにクリスピーを食べて
ゆ｢もういっこくれ!もういっこ出しなさいよ!｣
み｢１日２袋まででしょ!｣
なんてケンカをしたのに
つやつやのお姫様のような猫だったのに

ゆめとの暮らしを思い出すと切ない
もっとしてあげなくちゃいけなかったことがいっぱい
ごめんねごめんねごめんね
ごめんねがいっぱい

世界がまるっと変わってしまった
ゆんちゃん前の世界とゆんちゃん後の世界
ゆめがいるのがあたりまえだった
でもあたりまえなんてほんとになかった
なんて尊い瞬間を生きているのでしょう

今までの自分がとても恥ずかしい
自分のことばかり思い煩って
周りを幸せにすることを考えもしなかった
わたしにはゆめがいたのに
幸せにしてあげなくちゃいけなかったのに

ゆんちゃんごめんねごめんねありがとうね
天国ってとってもよさそうなところだから
いつまでもわたしのそばに居なくてもいいからね
でももうゆめはわたしのいちぶだから
これからもずーっと一緒にいさせてね

ゆめありがとうありがとうありがとう
ありがとうがいっぱい
ゆめだいすきだいすきだいすき
だいすきがいっぱい

もう触れないなんてさみしい
でも家の中そこらじゅうにゆんちゃんの香り
毎日一緒になん往復もした階段は
今もゆめに合わせてゆっくり昇る

ゆめの今生の目的はなんだったんだろう
どんな猫生の青写真を作って来たんだろう
わたしに誘拐されることは想定内だったのかな
どんな心を持って還ったかな
いいものだといいな

わたしとゆめを間近に配置してくださった神様
超ありがとう
ゆんちゃんにとっては
なんてこった! だったかもしれないけれど
わたしにとっては最高にラッキーなこと
こんなに美しい三毛猫をどうもありがとう

そっちで ゆめがさみしくないようにしてね
おいしいものを食べさせてあげてね
お肉よりお魚派だからね
温かくしてあげてね
ベットはふかふかよりすべすべ派だからね
もういっさいの苦しみを与えないでね
幸せにいさせてね
よろしくね

つぶが立派に喪主を務めてくれた