幼少期


わたしは幼少期  いろんなものをつくってました


絵画
   「おばあちゃんとミケちゃん」  「となりのケンタ」  「トムトム」 他


絵本
    「今日は何の日?」「えいがにいったよ」「ななちゃんとあしべくん」 他


カード
    「とびだすカード」「これはカードですカード」←?   「かたたたきカード」   
       他


種の改良
    おしろい花の種の中の 白い粉をとりだして  
     おしろいみたいにかおにつけてかぶれたり
      ぺんぺん草をぺんぺんいわせたり
      ドングリの実をとりだして リスに御膳をつくったり


破けたぬいぐるみの手術
     ともだちに 今日はオペだから遊べないといって
      Dr.のように手先は上に向けて


牛乳をひたすらチン
   電磁波が苦手だったからオーブントースターで
   何度ものサーモスタットをのりこえて チンしつづけると
   ゼラチンみたいな バターでもチーズでもない固まりができるんです
   それを猫にあげてみたら  しぶしぶ食べてくれて   
   うれしくて


ぬいぐるみに襟
  溺愛していたぬいぐるみに なぜかえりだけつくってあげる


マーブリング
  水に絵の具をたらして それを紙にうつしとるやつ


染め物
  ぬいぐるみにつくってあげた襟を トマトジュースでほんのり茜色に


おぺーぼーさん
  何者か知らないけれど
  妹と ちょっと頭がアレなのかな  ってテンションで
  ソファや床を  「おぺーぼー!」と叫びながら 歩き回っていた
  「おぺーぼーさんがむかえにきてくれる!おぺーぼー!!」
   何が起こったのか覚えていないのだけど
   そんな娘たちに ひたすらビデオを回す母
(最近「おぺーぼー」で検索したんだけど  ヒットしなかったんだ )


  小学校の授業で蚕を飼って糸をとるってゆう課題があって
  糸をとったら さよならしなくちゃいけなかったんだけど
  「おまえを蝶にしてやる」と 蛾まで成長させた



幼少期のように 自分の好きなことに夢中になるんだ
ひとからのいい評価も悪い評価も  参考にして  手放すんだ


たとえ 普通じゃない クレイジーだ  なんてのししられても
自分でいられる勇気を持つんだ



わたしみたいな あなたみたいな クレイジーなひとが 世界を変えるんだ
                                                              
                                                                            ロス博士


おおきくなるにつれて
常識とか  社会通念とか  評価とか  意見とか
 刷り込まれて  とらわれて  思い込んで  適応して
個性やひとを気にして
自分がどんどん身動きとれなくなったりするんだ



だから わたしも勇気を出して ちっちゃいころを思い出して
自分に合ってる生き方に変えて行くんだ

だからこんど  しらないひとはこわいけど
ずっとやってみたかった トマトジュースじゃない本物の
染め物を習いに行くんだ

ワクワクヒヤヒヤ