中華まん事件



高校生のころ
それまであまり買い物をしたことがなかった


学校が終わって バイトに向かう途中 とてもお腹が空いていて
あ!買い食いをしよう! うひひ!   と初めて思い立ち
どきどきしながらコンビニへ入ってゆきました
(いらっしゃいませ~ が恥ずかしかった  こっち見ないでください)



パンにしようかな  ジュースにしようかな  チョコにしようかな
不審者のようにきょろきょろしていたら
レジの横にあたたかそうな湯気が


あったか~い中華まん♪   と書いてある



勇気を出して(超勇気をだした)
レジの人に「中華まんください」と言ったら


レ「はい  何になさいますか?」

私「 ?(聞こえなかったのかな?)ちゅ ちゅっちゅうかまんください!」

レ「…はい  で なににされますか?」

私「…ちゅうかまんを…ひとつ」

レ「……?」

私「(´;ω;`)? …いいです」




おなかをすかせたままバイトへゆきました





やっぱり世の中はこわい  
ひとはこわい
わたしは受け入れてもらえない  と


後まで跡を残す 中華まん事件 となりました



  

レジのひとを いじわるだ と思ってしまった
わたしがきもちわるいからでしょ  と


レジのひとは全然いじわるなんかじゃなかった


ごめんなさい


いろんな種類があることを しばらくして知りました




自分の世界しか知らないと 
とても視野が狭くなる  考えが偏る  思い込む  自意識過剰になる




       井の中の蛙大海を知らず





井の中の蛙みたいにせまい場所で
「自分」とゆう世界観で生きてきた


あまり自分を開けずに
すべて飲み込んで
自分の中のどろどろと向き合った
体が怒りや寂しさや怖さでぷるぷるするくらい
目を背けずに すべて感じた




気の済むまで  






 氣の澄むまで



気が済んだ



氣が澄んだ






それでよかった






感情を出す場所がなかったから
やむおえず向き合うしかなかったのかな

その環境は わたしをつよくしてくれた ととても思う





  井の中の蛙大海を知らず   されど空の深さを知る





いまはすべてのことは 自分で創っているんだ とわかる





今までの自分に ごめんよ と思う
今までよくがんばったね ありがとね
これからはしあわせにしてあげるから
どんなことがあってもしあわせでいられるからだいじょうぶだよ と



すべてだいじょうぶ としっているわたし と
臆病でヘタレでダメなわたし と
これからは二人三脚でゆく気分
とても心丈夫




大海を見てみたい





明日は夜勤なので
その前に中華まんを食べてゆこうかな















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今年一年 大変お世話になりました
ありがとうございました

よいお年をお迎えください(=^x^=)