アクション女優





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ジャッキー・チェンさんが好きで

でもその好きは 目がハート になる好きではなくて


すごい!かっこいい!わたしもやりたい!とゆう
ジャッキーのアクションに対する憧れ






悪のアジトに潜入して
不二子ちゃんみたいに
太ももに銃をしのばせられたらどんなにいいだろうと思った
その銃がばれて取り上げられて
絶体絶命!と思っても
じつは足首にちっちゃなナイフをしのばせていて
相手の一瞬の隙をつく





悪いヤツを痛い目に合わせて
身を守ったりこらしめたりするかもしれないけれど
絶対に命をうばわない


超やべぇ状況なのに
どこか可笑しくて
でも絶対にピンチはすり抜ける




ジャッキーは絶対大丈夫
絶対に助けてくれる





絶対に大丈夫 と思えることが
ひとつもなかった昔のわたしの現実の中で
ジャッキーだけは絶対に大丈夫だった





ジャッキーに守られるヒロインが
ジャッキーのピンチに勇気を出して
悪役をやっつけるシーンがとても好きで
「わぉ!わたしやったわ!見てた?」とゆう台詞を
一回だけ真似したことがある





   わぉ! わたしやったわ  見てた?





相手の一瞬の隙をつく
その判断力 洞察力 瞬発力 勇敢な心 にとても感動した
とても憧れた


もし自分がこんな状況にいたら
足をすくませずにいられるだろうか?
勇気を出せるだろうか?
だれかを守れるだろうか?




勇敢なひとは とても優しい
勇敢になりたい と思った






こどもの時
アクション女優にじつはとてもとても憧れていた
自分は絶対になれないと 
なぜか決めつけてしまっていた
自分がなろうだなんて考えもしなかった
あきらめる に至る前にあきらめてしまっていた
夢みることさえしなかった
と気づいた





優しくて 可笑しくて へなちょこに見えてじつはとっても強いひと
なにがあっても大丈夫なひと
やっぱりジャッキーのようになりたい







自主練をしているから
わたしは回し蹴りがじつはとてもじょうず






オーディションを受けてみようかしら
ジャッキーと敵対する悪女役がいい