QOL



わたしの猫
三毛猫のゆめ 17歳


健康診断の血液検査では
とても良好な結果だったのだけれど
レントゲンやエコーの画像診断で
もっと詳しく調べてみたら
腎臓がだいぶ弱っていた

ゆんちゃんの右の腎臓は もう生きていなかった



血液検査で腎臓の数値に異常がでる頃には
腎臓がだいぶ疲れてしまっている
もう4分の3はほぼ機能していない




わたしはとてもあわてふためいてしまって

皮下点滴だ お薬だ 療法食だ サプリメントだ ビタミンミネラルだ と
ゆめの身体によいと思われることを
ゆめの希望も取り入れずに取り入れた



ゆんちゃんは
点滴をとても嫌がって
お薬を嫌がって
療法食を嫌がって
わたしが近づくと警戒して
いつもご機嫌斜めな猫になってしまった


食べてくれないと!点滴しないと!
ゆんちゃんのばか! と わたしも我を失いかけた





残りの猫生を こんなふうに過ごすなんて
ゆめはきっと嫌だろうな と思った






腎不全には皮下点滴 とゆうのが一般的だけれども
点滴は細胞内に吸収されないから意味がない とゆう見解があるそう
貧血も助長させる
経口での水分摂取が何よりも大事
気持ち悪くて 食べられなくなるまでに進行したら
腎臓への血流を増やす目的での点滴は有効だそう


腎臓の療法食はタンパク質を制限している
腎臓にはいいのかもしれないけれど
年齢や病態によって違うけれど
タンパク質は身体を構成しているとても大切な成分
身体全体へのバランスを考えるとむずかしい
お年寄りはエネルギーをつくる筋肉を落とさないことがとても大事
タンパク質は筋肉の主要な構成成分




今 ゆんちゃんは
皮下点滴をやめて 
お口に合わないごはんをやめて
うえってなるお薬をやめて
良質なタンパク質と新鮮な食材と
かつおいちばん出汁を飲んでいる
(猫たちの水飲み場に 出汁bar を設置
   いつでも無料で飲み放題で提供している
   わたしは毎朝 水とかつおぶしの黄金比を研究している)

栄養密度の高いカリカリも 小腹が空いたら食べさせて栄養補給
ハーブやサプリやビタミンを美味しいごはんの下にちょっとしのばせて

ヒーリング と称して撫でまわし おさわりし放題  
かわいくてつい度を超すと 猫パンチをおみまいされる




病院で推奨する治療を取り入れず
今の養生法が最善なのかはわからないけれど


おいしく食べて 
わたしの腕を枕にくーくー眠るゆんちゃんが
くつろいでいて ご機嫌そうで 顔色もいい
わたしも正気に戻った




腎不全の進行具合に合わせて 治療の変化はあるかもしれないけれど
ゆめの安楽をいちばんに考えよう
腎臓の寿命とゆめの寿命が同じになるように工夫しよう
どちらもごきげんにまっとうできるように



動物病院での治療と併走して
その治療の補完として
またひとつの選択肢として
未病の予防として
その子に合わせた手当や養生を取り入れてみるのは
大切なのかもしれない





その子の体質や疾患や年齢や季節に合わせた自然補完療法



動物看護師として提供できるように  勉強をさぼらないために宣誓





よかったら  ご相談ください







  出汁をたしなむゆめ
イメージ 1
  今日のはどうですか?